2016/03/18

御礼(2016.03.05 四ツ岳)

 2日前の三方崩山は、イイ雪だったがもう腐ってしまっただろう。
3月末で転勤の辞令が出たのでこの日が岐阜での最後の山行になる。
この先予定が詰まっていてYZさんとGezankaさんとお別れ山行できなかったのが心残りだが
土曜組で付き合ってもらえるNekozeさんにコンタクト
なるべく標高の高いところが良いけどどこがいいかなと思案中のところ
Nekozeさんのナイス提案で四ツ岳に決定
 
Nekozeさんのアドバイスにより渡渉の時に靴が濡れないように被せて
使用するためのゴミ袋を用意していたが使用せずに済んだ。
チョット使わなかったのが残念な気もする。
 
 大滝川のスノーブリッジは完全ではないが靴は濡れずに渡れる状態だ。
 
UFOみたいなキノコ
 
 四ツ岳近辺は激寒のイメージでいたが
フリースのインナーパンツは今日の温かい天候では明らかに厚着
Nekozeさんのハイペースに必死で着いて行く中、汗が噴き出る。
シラビソの森をハイクして高度を稼ぐと中々イイ雪になってきた
 
 森林限界に着いた頃、わずかに日が差す場面もあったが、
思わせぶりだった。
その後、全く晴れる気配がない。
 
SPARKのクランポンもお陀仏になるし・・・
 
ツボ足アイゼンでもう少し粘ってハイクするが天気は回復しないし
雪面は固いので上がっても滑り&景色楽しめないので
これ以上のハイクは止めて様子を見ることにした。
 
数十分待つが全然回復しそうにない。
予報でも15時以降の回復だったし・・・
 
 あきらめて降ります。
 
「四ツ岳、激パウ」(笑)とまでは言い難いが
上部は走る柔らかい雪と地形も相まって楽しいフリーラン
 
 Nekozeさんのナイスアドバイスできれいにトレースに戻り
効率的に下山できました。
 
下部で腐れ雪との格闘は、中々いい修行になりました。
おかげさまでグッタリです。
 
岐阜に来てたくさんの人と知り合いになれて
この5シーズンのスノーライフは、とても充実していました。
白川郷のディープスノーは、本当に外れが少なかったと思います。
楽しい思い出ばかりで事故なく過ごせたのも
皆さんのおかげだと思って感謝しています。
これからは大山がホームマウンテンになりますが
お越しの際には、声掛けてもらえれば
喜んで案内します。
また、岐阜にも滑りに遠征したいと思っていますので、
その時はよろしくお願いします。
ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 

2016/03/10

2016.03.03 三方崩山 弓ヶ洞谷左俣右谷源頭

平日の休みを利用してパウダー狙い
1:30スタートで林道沿いにハイクアップ
獣の気配がプンプンします。
 
二俣を過ぎて左の細谷からアプローチしようとするが
予想以上の狭さと沢の音にビビりルートチェンジする。
尾根に取り付く途中、不安定な積雪に悩まされる。
 
本当は0:00にスタートしたかったが,
家のことをしてたら遅れてしまった。
今日は悪化傾向の天気、早めに勝負したい。
でも足が前に進まない。 
 
 静かな山で穏やかな朝、至福の一時
 
朝日を浴びてピカピカに光る山に心が洗われていく
 
このルンゼ群はいつ見てもクールだ
 
日射の影響を受けてスラフが落ち始めている。
ルンゼはやめよう
 
麓の林間より上部のほうが雪は安定している。
 
時間がかかりすぎてラスボスを前に雲が・・・
 
ラスボスは右から巻いてクリアするが 
 
もう時間的に限界
ますます天候が悪化していく。
三方崩山のピークが見えるが 
左俣左谷の源頭に着いたので
 
DROPしよう。
フラットライトで滑り辛い
 
1ピッチ落としたところで少し雲が抜け始める。 
 
日が差したところで滑り
雲がかかると雪面の凹凸が判別できないので停止し
また、日が差したところで滑る、の繰り返しで
ギリギリ天候が味方してくれている。
このルンゼに囲まれた秘密の花園チックな空間に
少年の心はキュンキュンくるのでした。
 
でも油断はできない、早く降りよう。
 
晴れ間が出る間隔が短くなっていく。
 
直ぐに雲ベタベタの天気になってしまった。
予想通りっちゃ、予想通り。
谷割れがあるので登り返したりしながら
慎重に下っていく。
 
二俣より下はトレースが付いているのでスムーズに帰還できた。
 
今シーズンLASTのパウダーかな?
 

2016/03/09

2016.02.11 GO SHIRAKAWA

早起きは三文の徳
そう願って5時からハイク
 
隣の三方崩山に陽が当たり始める。
 
サンライズとともに森林限界に出るが・・・
 
ピークから雪崩が発生している・・・(泣)
 
早々にあきらめて東谷(なだれ沢)の林間にDROP
まだ、日射の影響を受けていないのでサラサラ、キラキラ
 
登り返して2本目は北面の林間
快晴パウダーは、気持ちがイイ
 
パウパウ
  
 3本目も北面
 
ピークからでなくても十分楽しめました。
堰堤通過はギリでした。
 
 動画はコチラ
 

2016/01/02

2015.12.30 乗鞍(富士見岳)

6:40に休暇村からスキー場をハイク開始
7:30にツアーコース入り口に到着し夜が明ける。
所々ブッシュの出たゲレンデを見ると、
上部の雪はどの程度積もっているか不安になる。

「体調不良は、山で直す。」どこかで聞いたフレーズ
本調子でない下山家さん、高度に弱いワタクシ
快晴の空に気分がイイが、ペースが上がらない。

この人は、グングン進んで行きます。
天気は良いが気温は低い
一度休憩すると急激に体が冷えていく。

今回のために新調したブラックダイヤモンドのグローブ、
ソロイストを早々に着け防寒対策をとると、固まりかけた指先の感覚が戻っていく。
シアワセ~

6番標識付近 

位ヶ原に上がると 

風強っ、
剣ヶ峰&朝日岳の各斜面は、クラストしてそう。
今回初投入のミラーレス一眼は、ココから先バッテリートラブルにより使用できなかった。(泣)
先行するYZさんは、摩利支天岳と富士見岳間、道路下の斜面を一滑り
雪は、良さゲ
剣ヶ峰方面は、気持ち良く滑走できる斜面はなさそうなので、雪の着いていそうな斜面を探して北に向かいます。


11:20 富士見岳に到着

2年前に息子達と9月に登った時の思い出が蘇る。
あの時は、雲海が綺麗だったなぁ

周りのピークは氷結しているが、ココから東へ伸びる斜面は、新雪がたまっている。
期待できそうだ。

下山家さんドローップ
今シーズン一発目、「山で直す」を体現したのか快調な滑り出し

YZさん、厳冬期の山行をスプリットボードからスキーに転向して3シーズン目とは思えない滑り

フカフカの雪にテンション↑↑

お代わりという事で

さらに40分程ハイクし ONE MORE

今日はココがベストでしょ

YZさん、気持ち良くスプレーが上がります。

下山家さんナイス縦落ち

斜度、雪質、申し分ないバーンに刻まれた自分達のトラックにウットリ

道路を肩の小屋方面にトラバースし
YZさんが最初に滑った斜面にGO

フラットになったところでビーコンサーチの練習
もっと練習が必要と感じました。

今日の宿は、位ヶ原山荘
食事もおいしく、他のお客さんとのお話も楽しかったです。

雪不足のシーズン初めですが、あるところにはあるんですね。
正直あまり期待はしていなかったけど、会心のシーズンインになりました。
YZさん、下山家さん、お疲れ&THANKSで~す。

動画はこちら